キング(King) 〜 ムエタイマジック 〜 |
1998/10/01 - 1998/10/02 |
http://www.bluemoon4u.com/kof98/king3.html |
連続技解析
特に表記がない場合、ジャンプ攻撃から連続ヒットします。
■の色で表示してある箇所は、IE4.0以降でのみ、マウスカーソルを合わせることでチップヘルプを参照できます。
●近距離立ち強キック(2段目)→キャンセル各種必殺技 | |||||||||||||
最も威力が高くなるように、近距離強キックキャンセルで表記しています。当然ジャンプ強キックからの始動も可能です。使える必殺技は、超必殺技以外の全ての必殺技ですが、最も使えるのはミラージュキックです。 前作では強かったトルネードキックが、今回弱体化しているので、威力の点から強ミラージュキックが最も減ります。以下に必殺技ごとの解説を入れておきます。
例外的にサイレントフラッシュも入ることがありますが、やはりキャラ限定で、MAX版は全段ヒットしないので載せませんでした。 |
●しゃがみ弱キック→近距離立ち弱キック→キャンセルトラップショット | |
密着でしゃがみ弱キックがヒットした時限定でつながる初級連続技です。ジャンプ攻撃からは入りません。また、パワーMAX時だと空振りになります。弱ミラージュキックやトルネードキックで代用させることも出来ますが、パワーMAX時にはミラージュキックは連続ヒットしなくなり、トルネードキックもキャンセルが遅いと間に合いません。 トラップショットは弱・強の違いが見られないので、リスクを減らす意味で弱で出しましょう。 |
●しゃがみ弱キック→しゃがみ弱パンチ→キャンセルトラップショット | |
上の連続技をやや難しくしたものです。こちらは密着でなくてもしゃがみ弱パンチがヒットしていればトラップショットまでつながります。やはりミラージュキックやトルネードキックで代用が可能です。ただし、パワーMAX時はトルネードキック以外の技では連続ヒットしません。 |
●近距離立ち強キック(2段目)→スライディングキック | |
とりあえずお手軽な連続技です。ジャンプ強キックから2セット決めれば気絶まであと1歩です。ただ、ガードされた場合は当然ですが、ヒットした場合でも相手の方がわずかに先に動けるため、リバーサルでジョーの爆裂ハリケーンタイガーカカト、間合いの広い1フレーム投げ(画面端でのみ)で反撃されると見事に食らってしまいます。 |
●近距離立ち強キック(1段目)→強ダブルストライク | |
普通これを入力できたら上級者です(笑)。私も狙って一度では出せません。画面中央でもダブルストライクが2発連続ヒットし、しかも反撃を受けないので一応載せておきました。 |
●近距離立ち強キック(1段目)→サイレントフラッシュ | |
前作から可能だった超必殺技絡みの連続技です。画面端・中央に限らず問題なく決まります。また、省略コマンドによるトルネードキックの暴発が少なくなったので決める機会も多くなると思います。 |
■画面端限定
●ジャンプ強キック→近距離立ち強キック(1段目) →キャンセル弱サプライズローズ→強トルネードキック |
|
有名なキングの最長連続技です。パワーMAX時には強トルネードキックが全段ヒットし、相手の体力の半分を奪い去ります。完全な画面端になると、一部のキャラには近距離立ち強キックの2段目をキャンセルしてもつながるキャラがいますが、通常サイズのキャラが相手の場合は1段目キャンセルが安定です。逆に、チョイ・鎮にはサプライズローズの2段目が当たらないほか、通常サイズのキャラがしゃがんだ状態の場合もやはりサプライズローズの2段目が当たらなくなります。 弱サプライズローズ後の追い討ちに使う強トルネードキックは、早出しだと5ヒットで安定できますが、欲張って遅めに出すと拾ってくれないので注意が必要です。パワーMAX時に限り、やや遅らせても拾うことが出来ます。 KOF'96時代に出来た、画面中央での大ジャンプ強キックでの追い討ちは出来ません。 今回この弱サプライズローズから入る追撃は、弱・強トルネードキックとふっ飛ばし攻撃を除く地上技全般です(出の早いもの限定)。 |
●近距離立ち強キック(2段目)→強ダブルストライク | |
ダブルストライクを全段ヒットさせることのできる数少ない連続技です。しかし、ヒット後相手がダウンしないため、確実に反撃を受けます。この意味では使えない連続技ですが、フィニッシュ専用と割り切れば、ダメージはそこそこ大きいので使えます。出来ればパワーMAX時に決めたい連続技です。 |
●地上ふっ飛ばし攻撃(カウンター判定)→弱イリュージョンダンス | |
とてもじゃありませんが実戦レベルとは言えません。完全な画面端でかつ、ふっ飛ばし攻撃でカウンター判定を取っている必要があり、さらに最速でキャンセルしないとつながりません。カウンター表示に常日頃から目を配っている方でも、狙ってヒットさせるのは無理だと思います。 イリュージョンダンスが連続ヒットする条件として載せておきました。 |
■お気に入り連係
●近距離立ち強キック(2段目)→キャンセル弱ミラージュキック →トラップショット or スライディングキック or イリュージョンダンス |
|
かなりお気に入りな連係です。キングは「連続技」よりも「必殺技の連係」がメインになってくると思うので、個々の連続技の性質を活かしつつ、うまく連係させていきましょう。 まず近距離立ち強キック(2段目)→キャンセル弱ミラージュキックまでは連続技です。当然ジャンプ強キックからも狙えます。通常時・パワーMAX時ともにいい具合に間合いが開くので、まず反撃は受けません。しかしながらミラージュキックヒット後は、「反撃したくなるポイント」であり、相手がキング使いであるか、よほど理知的なタイプでもない限りまず反撃をしてきます。 弱ミラージュキックがヒットした直後の間合いはトラップショットがぎりぎり届く間合いであり、トラップショットは通常技系には一方的に勝てるので、「罠」のように置いておけば手堅く相手の反撃を潰せます。弱トルネードキックの無敵時間を使って潰す手もあるのですが、間合いなどの関係と威力の点から、どうしてもトラップショットの方が優れて見えます。 |
●スライディングキック→弱ベノムストライク | |
これも非常にお気に入りの連係です。スライディングキックヒット後はほぼ同時に動けるため、やはりここも相手にとっては反撃したくなるポイントです。スライディングキックは、よほどめり込まない限り反撃は受けないので、出の早いベノムストライクで手堅く相手の反撃を潰します。無敵技だと相打ちをとられることがありますが、この状況下(間合いの関係)で無敵対空技などで反撃するような相手はまずいないので、1度の対戦で1度ないし2度は確実にヒットするはずです。 相手が慣れてくると前転などで回避されるので、多用は控えましょう。 |
●しゃがみ弱キック×2→弱ベノムストライク or 弱イリュージョンダンス | |
なぜこれがよくヒットするのか原因が分からないのですが、面白いくらいにヒットします。下段の弱攻撃を食らうと、足払いなどで反撃(もしくは潰し)たくなるらしく、その心理効果を利用したものです。 よく見ると分かると思います。実はこれは、前作までのキングの常套戦法であった、 しゃがみ弱キック×2→地上ふっ飛ばし攻撃→キャンセル必殺技 の変形です。今回のキングは地上ふっ飛ばし攻撃の発生が微妙に遅くなり、相手の足払いをかわしつつ攻撃を当てるというようなスタイルは取りづらくなりました。実際この連係を今作で使うとあっさり潰されます(しかも足払いに潰される・・・)。下段攻撃をかわすという点ではもはやベノムストライクの方が効率がよく、相手が倒れないので非常に使えます。足払い(しゃがみ強キック)を多用する相手には非常に使えます。 ベノムストライクの他、実はイリュージョンダンスの決めどころでもあります(笑)。これはイリュージョンダンスのコーナーで紹介します。 |
矢印イメージはATさんの「ATのCGアトリエ」から頂いています。